インナーチャイルド

「存在してはいけない」と思い込むインナーチャイルド

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インナーチャイルドは、心の中で本当の気持ちを我慢しながら思い込みを唱え続けています。

このページでは、インナーチャイルドの持つ思い込みのうち、「存在してはいけない」という思い込みについて紹介していきます。

「存在してはいけない」という思い込み

存在してはいけないという思い込みは、自分の存在を否定するという、とても重く苦しい思い込みです。

程度の差はありますが、一度でも「死にたい」「消えてなくなりたい」「生きていたくない」と思ったことのある人は、このインナーチャイルドを持っています。

えっ!?一度ぐらい誰でも思うのでは?

そう思いますよね。

でも、このインナーチャイルドを持っていない人は、死にたいという感覚が分からないそうです。

じゃあ、私持っている。そんな声が聞こえてきそうですが、多くの人が持っているインナーチャイルドです。

しばしば、死にたくなったり、消えてなくなりたい感覚に駆られることがあります。

また、自分には価値が無い。自分は愛されるに値しないなどの感覚を持っていることがあります。

強くこのインナーチャイルドを抱えている人にとって、普通に生きるということが凄くエネルギーを使うことになります。

生きる価値が無いと思いながら、その上でなんとか生きようしているので大変です。

心の深いところで自分の存在を否定しているので、どうにか自分の生きている証を示そうと過剰に認められることや評価を求めます。

その結果、このインナーチャイルドのを強く持ちながら、社会で成功する人もいます。

それと同時に周りからは病気になって死のうとしていると思えるほどの、過度な仕事依存の方もいます。

インナーチャイルドが出来た場面

幼少期の虐待やネグレクトはもちろん、親からの「お前はいらない子供だ」「お前さえ生まれなかったら…」などの「お前は居ない方が良い」「お前は愛される存在ではない」というメッセージによって出来るインナーチャイルドです。

露骨に言われた経験が無くても、子供は「私は居ない方が良い」と考えてこのインナーチャイルドを作ることがあります。

例えば、夫から暴力を受けている母が辛そうな顔で「あなたがいるからあの人とやっていける」と子供に言ったとします。

子供はこれを聞いて「僕がいるからお母さんは辛そうなんだ。僕がいなくなればお母さんは幸せになれるんだ。僕は居ない方が良いんだ。」そんな思いで、「存在してはいけない」と思い込むこともあります。

母親の気持ちは違うものであっても、子供の目に映るお母さんがとても辛そうであったなら、そう思っても仕方ないのかもしれません。

  • 虐待・ネグレクト
  • 親や身近な人の自殺
  • いくつもの死別の体験
  • いじめ
  • 親からの「居ない方が良い」というメッセージ
  • 親の不幸の原因を自分の責任だと思い込んだ経験

苦しみの内容

  • 自殺したい気持ち、消えたい気持ちに駆られる
  • 生きる価値が無いような感覚
  • 生きてはいけないような感覚
  • 危険なことを危険と思わずに行う
  • 生きた証を残そうとする
  • 過剰に承認されることを求める
  • ワーカホリック
  • 自殺・他殺
  • うつ
  • 摂食障害

解決のために

人は誰でも生きる価値があります。

このインナーチャイルドは「存在してはいけない」と思い込んでいますが、これは思い込みです。

事実は「私は生きる価値を持っている」ということです。これは誰にとっても事実です。

自分が存在してはいけないと思っているインナーチャイルドのメッセージを常に受けていることに気がつき、真実は自分の思いとは違い「私は生きる価値を持っている」ということなんだと理解することです。

たとえ親があなたの存在を望んでいなかったとしても、「あなたには生きる価値がある」「あなたは愛される価値がある」というのは、決して変わらない事実であることを理解することです。

そんなインナーチャイルドを抱えながらも今を生きている自分を称え、自分で自分を意識的に評価することです。

カウンセリングでは、知識としての理解と共に、イメージワークを繰り返して「私にはには生きる価値がある」「私には愛される価値がある」ということを心で理解することを目指します。

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